【墨絵講座】第1回 5月11日 竹とパンダ
GW中に開催された上野の東京都美術館の墨美展にきてくださったみなさま、ありがとうございました。
GW明け最初の気持ちのよいお天気の土曜日から、さっそく墨絵講座が始まりました。
1~2年生は保護者の付添いをおねがいしていることもあり、図工室はとてもにぎやかでした。
今年度初めて参加してくださる方も多いので、初回はいつもどおり、墨の使い方を覚えるために、竹を描くことからはじめました。
白い小さなおさらを3つ用意して筆で水を含ませながら、濃い墨、中墨、薄墨を準備します。
半紙に練習するときは裏(ざらざら)の面、画仙紙は表(つるつる)をつかいます。
■先生のお手本です
竹は筆全体に薄い墨を含ませ、先に濃い墨をちょっとだけつけて筆を寝かせて下から上に描きます。
途中でとめたところが竹の節になります。
葉は上から下へ濃淡の違う墨でさっと筆をおろすと1枚できあがり。
あっという間に竹ができてしまうのが墨絵のすごいところです。
お手本のとおりじゃなくていいので、面白さを感じて楽しんで描いてみましょう。
■最初に先生に描き方を教わったらさっそく自分の席でかいてみます。
半紙にたくさん竹を練習してからパンダにも挑戦します。
■半紙に練習した後、画仙紙に描いてみます。
落款(印鑑)の代わりに朱の墨で自分のしるしをつけてできあがりです。
初めてでも素敵な作品仕上がりました。
次回は6月15日です。
今年も本物のうちわに夏らしい画材を描く予定です。
楽しみしていてくださいね。