前回は小ぶりの姫色紙に本番(清書のことです)を描いたので、
今日は大きな画仙紙に来年の干支の馬をかくことにしました。
大野先生がいつもどおりみんなを集めて
描き方を教えてくださいました。
まず馬の輪郭を描いてから、薄墨を付けた筆の水分を少しふき取って
勢いよく、たてがみや豊かなシッポをかきます。
薄墨をつけた筆を少したおして、おなかやおしりの筋肉や毛並みを表現します。
一番最初に描くのは馬の顔で、目から書き始めます。

🔴先生のお手本です。最初に描く輪郭と仕上げをそれぞれ用意してくださいました。

🔴席に戻って描きはじめると、みんな集中しているのでとても静かです。

🔴馬がかける躍動感を出すために、足元から砂が飛びちる様子を
薄墨をつけた筆をトントンと叩いて散らすそうです。
さっそくみんなも試してみます。

🔴みんなの作品です。
先生が「難しい画材なのに、よく描けていて驚いた」とおっしゃってました。








墨美展のためにお預かりしていた姫色紙は
11月16日の同窓会と、11月29日の音楽会当日のみ
中央階段下あたりに展示させていただくことになったため
12月13日の最後の講座で返却させていただきます。
長期間お預かりしてしまい申し訳ございません。